マイケルジャクソンや、日本でいえば、山口百恵、森昌子らと同世代の歌手のマドンナ（１９５８年８月１６日生まれ獅子座））が、４７歳の誕生日の８月１６日、自宅で乗馬中に落馬し、数箇所を骨折する怪我を負いました。トランジット土星は獅子座入りしていて、
怪我をする前の８月５日の新月は、マドンナのネイタルチャートの１２ハウスにある獅子座１２度の天王星上でタイトに起こっています。 突然（天王星）の落馬（１２ハウスは大きな動物、ということで馬も示します）による怪我（火星とのスクエア）といった感じでしょうか。
ロンドンでのソーラーリターンチャートではアセンダントにある火星が５ハウスにある水星コンジャンクション土星と、１１ハウスにある海王星とTスクエアを形成しています。また６ハウスに太陽があり、マドンナの今年の誕生日から一年は６ハウスのテーマである、「健康」や「仕事環境」でありましょう。またリターン図の６ハウスはネイタルの１２ハウスの位置に来ます。ネイタルの６ハウスは水瓶座でルーラー天王星が１２ハウスにあって火星とスクエアなので、マドンナは使用人やペット（６ハウス）とのトラブルや神経系統（水瓶座）の疾病とか、ある期間入院や療養生活（１２ハウスは病院を示す）を送る、といったことが考えられます。トランジットの海王星が６ハウスを運行中なので、仕事環境でのネットワークに混乱が生じたり、誤診や欺瞞や詐欺といったことに注意が必要でしょう。

マドンナの乙女座の月はネイタル８ハウス牡羊座を支配する牡牛座の火星とトラインで、エネルギッシュで人を巻き込む力、影響力をもつといえますね。獅子座０度の金星をもちますから、自分に注目する大衆を必要とする人ですがダイナマイトボディでマリリンモンローの再来といわれたマドンナも年齢的には更年期という女性にとっては微妙な年齢期に突入しつつありますが今後どのように活躍していくのでしょう。

２００６年１月くらいまでトランジット天王星はディセンダントにコンジャンクションし、２００７年１月くらいまでネイタル月に天王星がオポジッションを形成しており、またまた離婚劇とかあったりするかもしれませんね。